コガネイチゴ

バラ科 キイチゴ属

亜高山〜高山帯の針葉樹林の林内に生える多年草で、高さ5〜12センチ。茎にトゲは無く、地を這ってのびる。葉は3小葉だが、側小葉が深裂し5小葉に見える。
花は白色で、4弁または5弁、直径1.5〜2センチ。花期は6〜7月。北海道、本州中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

ここは、八ヶ岳の中腹、まだ樹林帯です。ミツバオウレンに混じって、5枚の葉をもつ白い花が次々と姿を見せます。バイカオウレンの名が頭に浮かびますが、花の様子がちょっと違いますし、花期も違います。
家に帰って花の名を調べるのも、これまた一つの楽しみです。
期待を込めましたが、出てきた名は「コガネイチゴ」。湿った地にふつうにみられるバラ科植物です。

大雪でもエゾノリュウキンカが咲き誇る雪解地でみられました。

−同じ科の植物−
2006.7.7 長野県八ヶ岳
2006.7.7 長野県八ヶ岳 2003.8.23 長野県八ヶ岳
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