コアツモリソウ

ラン科 アツモリソウ属

山地の林下に生える多年草で、高さは5〜20センチ。葉は2枚対生し、光沢があり、円心形で直径3センチほど。
葉腋から花茎を伸ばし、その先に袋状の花を垂れ下げる。花は直径1センチほどで、薄黄緑色から薄黄色。花期は5〜6月。北海道西南部、本州中北部、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

フタバラン(属)の様な葉を目印に森の中を歩き回り、ようやく見つけることができました。対になった2枚の葉の下に袋状の花を見つけたときは、うれしかったですね。
アツモリソウの派手さはありませんが、しっかりとその雰囲気はもっていると想いました。

背丈は7センチほど、花は葉に隠れるように付いているので、必然ローアングルからの撮影になり、屈む姿勢はなかなか苦しいものがあります。
ときおり背を伸ばし、大きく息をつぎながらの撮影になりました。

−同じ科の植物−

2009.5.10 山梨県
 
 2021.6.8 山梨県   2009.5.10 山梨県
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