キバナシオガマ

ゴマノハグサ科 シオガマギク属

高山帯の乾いた草地や礫地に生える多年草で、高さ10〜20センチ。葉は羽状に深く裂けてシダの葉のようになる。
花はシオガマギクの仲間で唯一黄色。花冠は2唇形、上唇はくちばし状で先が茶褐色、下唇は3裂する。花期は7〜8月。北海道大雪に分布する。

〜徒然想〜

師匠がぜひ見て下さいといわれたとおり、ほんとに綺麗です。
北海岳で最初に感動してからポツポツと各所で見られましたが、ある場所では遠見で見えた黄色がすべてこの花で、近づいたときには身が震えるほど感動しました。

若草の間に立ち上がる2本のキバナシオガマ、3本のキバナシオガマ、雪の残る山々を背景にしたキバナシオガマ、他の花を従えたキバナシオガマ。
広々とした大地に座り込み、ゆっくり周りを見渡すと、いろいろな姿が目に入ってきます。ビールでも持っていると、乾杯したいくらいのすばらしい世界です。

−同じ科の植物−
2007.7.10 北海道大雪
2007.7.10 北海道大雪 2007.7.10 北海道大雪
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