キバナノアツモリソウ |
ラン科 アツモリソウ属 |
亜高山帯の草原又は落葉樹林帯に生える多年草で、茎の高さ10〜30センチ。茎、葉、子房に腺毛がある。葉は2枚が互生であるがほぼ対生し、広楕円形で、長さ10〜15センチ、幅4〜10センチ。 茎頂に径3センチほどの淡黄緑色の花を横向きに1個付ける。袋状の唇弁は広く開口し、側花弁と共に茶褐色の斑点がある。花期は6〜7月。 〜徒然想〜 通い慣れた八ヶ岳で2年探したが、見つからなかった。 山小屋のおばちゃんは、 “この時期ならば咲いているはず!”、 と言ってくれるが、具体的な場所はなかなか口が重い。 3年目の今年こそはと意気込んでいたところ、思いがけなく別の山で出逢うことになった。登山道の山側の草地に一輪、ボツンと咲いていた。 あまりに不意の出逢いに、目がテンになり、一瞬信じられない想いでした。 山小屋のおばちゃんに、“みつかったよー!”と、喜び顔で言えなかったのは残念だが、来年は八ヶ岳でみつけて、おばちゃんに喜んでもらおう。 −同じ科の植物− |
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2007.7.28 山梨県南巨摩郡 (画像にポインターをおいて下さい) |
2012.6.17 山梨県 | 2007.7.28 山梨県南巨摩郡 |
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