ヒロハヘビノボラズ/マルバヘビノボラズ アカジクヘビノボラズ |
メギ科 メギ属 |
ヒロハヘビノボラズ 2008.5.25 アポイ岳 | マルバヘビノボラズ 2008.7.12 群馬県尾瀬 |
高さ2メートルほどになる落葉低木で、よく分枝してこんもりした姿になる。各節に長さ8〜20ミリの刺が3〜5個付く。 5〜6月に、直径1センチほどの黄色い6弁花を付ける。 実は赤い楕円形で、秋に熟す。北海道〜九州に分布する。 関東地方の北部には葉が2〜5センチと短く、丸いものがあり、マルバヘビノボラズと呼んで区別することがある。 花軸や花柄赤褐色になるものをアカジクヘビノボラズという。 〜徒然想〜 初めてこの植物の名を聞いたのは、確か八ヶ岳の観察会だったでしょう。まだ花のない時期で、鋭い刺で、ヘビも登れないとの説明を受けた覚えがあります。 アポイ岳で初めて見た花は淡い黄色で、優しげな色でした。生憎降り始めた雨と風で、じっくり撮れなかったのが心残りです。 そして、尾瀬〜ここでは多くのこの木が丁度盛りと黄色い花を咲かせています。しかし、しかし、ここでも雨。どうもこの植物には嫌われているようです〜綺麗な花を撮らせてくれません。 その後も、長野県、山形県、北海道で見る機会があり、比較的普通にみられる植物のようです。でも、その形態は様々です。高山のものは背が低く、北海道の山地のものは花付きがよく、こんもりと立ち上がっています。 -同じ科の植物- |
2008.7.12 群馬県尾瀬 |
2012.7.23 北海道 | アカジクヘビノボラズ 2012.7.10 長野県 |