ヒメタケシマラン

ユリ科 タケシマラン属


タケシマランの基本種で、タケシマランに比べて全体に小型で、葉の縁に突起状の微細な歯がある特徴がある。
本州中部以北、北海道の亜高山帯〜ハイマツ帯の林内や草地に生える高さ15〜30センチの多年草。
花は葉腋からぶら下がり、径は7ミリほど。花被片は6枚あり反り返り、雄しべは6個。

〜徒然想〜

タケシマランは亜高山の樹林帯に生える。木陰とはいえ、高山のこんなところにタケシマランの葉をみたときには驚いた。葉の下を覗いて、更に驚いた。
タケシマランとは明らかに違う、より扁平な花がぶら下がっていた。

八ヶ岳で撮った小型のものがヒメタケシマランでないかと、ずっと疑っていた。北海道のヒメタケシマランをみて、すっきりしました。八ヶ岳のものはヒメタケシマランではありませんでした。

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2007.7.11 北海道大雪(画像にポインターをおいて下さい)
2007.7.11 北海道大雪
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