ヒメスミレ

スミレ科 ミヤマスミレ類

人里近くにみられる小形のすみれで、無毛又はほとんど無毛。葉は三角状披針形で、光沢がある深緑色。
花柄は4〜10センチ、花は濃い紫色で8〜10ミリ、側弁に毛があり、距は短めで3ミリほど。

〜徒然想〜

高尾からの帰り道、ヒメスミレを見に行きましょうかと問われて、ぎょっとした。3月の雑誌で長野県の山のヒメスミレが紹介されて、今年の撮影計画に入れたところだったので、まさか高尾にあるとは・・・!
いつも通る道の生垣に、ヒメスミレは点々とついていた。花も葉も長さ1センチほどの小さなすみれで、まさに姫! そして、そして、なぜか我が家の庭の片隅に一輪! 身近なところにいるすみれでした。

新潟では田圃のあぜ道、小川の脇に咲いていました。農家のおばあさんが、後ろ手にして、珍しいものをみるように撮影姿をみています。
軽トラックのおじいは、“物好きな!”と言わんばかりに、脇見運転で通り過ぎていきます。あぶないよ!

今では、我家の玄関前で、毎年当たり前に見られるスミレになっています。

−同じ科の植物−
2007.4.1 東京都高尾(画像にポインターをおいて下さい)
2007.3.24 東京都高尾(画像にポインターをおいて下さい)
2007.5.3  新潟県
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