ヒメムヨウラン

ラン科 サカネラン属


亜高山帯の針葉樹林下に生える無葉緑腐生植物で、高さ10〜20センチ。茎は無毛で、3〜4個の筒状鞘状葉をまばらに付ける。
花は淡褐色で、やや多数まばらに付ける。花期は6〜8月。萼片及び側花弁は卵状広披針形、長さ約3ミリ、開出し、上方は外側に曲がる。唇弁は萼片と同長、三角状卵形、鋭頭。日本では北海道、本州中北部に分布する。



〜徒然想〜

探すのに苦労した花の一つです。八ヶ岳の観察会でこの名を知ってから無性に気になって(そのときは既に実になっていた)、翌年の開花期を楽しみにしていた。
しかし、翌年、出るはずの場所にはなく、またもや無念の八ヶ岳になってしまった。
そこに入った朗報。富士にもあるという情報を得て、翌週、再び中央道に乗る。しかし、ここでも甘くなかった。
朝から富士を探し回ったが見つからない。半ばうなだれて富士を下ることになってしまった。それが幸いしたか、うなだれた先に不意に飛び込んだ一本のそれらしき花。一つ見つかると、いくつも花が飛び込んできます。涙が出るほどうれしくなりました。
いつの間にか夕暮れが近く、林は暗くなってきていた。慎重に撮りました、・・・が。
2007.7.23 富士山 左は果実になって立ち上がっている
2007.7.23 富士山
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