ハマエンドウ

マメ科 レンリソウ属

海岸の砂地、草地などに生える多年草で、長さは100センチほどになる。茎は長く這い、稜角がある。葉は偶数羽状複葉で粉白を帯び、小葉は6〜12個、卵形〜長楕円形、先端は巻きひげになる。托葉は卵状三角形で、先が尖る。
花は総状花序になり3〜6個付き、蝶形花で長さ2.5〜3センチ、旗弁は初め赤紫色でのちに青紫色に変わる。豆果は長さ5センチほどで、ほとんど無毛。花期は4〜7月。北海道〜沖縄県に分布する。

〜徒然想〜


不意にこの花が現れました。カメラを三脚から外し、這いつくばっての撮影になりましたが、瞬時に八ヶ岳で出逢ったオヤマノエンドウを思い出してしまいました。
よく似ています。花が目ん玉に見え、やはり、にらめっこしてしまいました。
海岸の代表格のような花で、海の背景が似合います。旗弁が大きいのが特徴の一つで、花色も各地でいろいろ変わります。まれに、
白花も見られるようです。

−同じ科の植物−

2006.10.21 神奈川県三浦半島
 2022.5.10 神奈川県三浦半島
実はまだ熟していない
  2007.4.28 伊豆半島 
  2007.6.2 新潟県佐渡   
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