ハハコヨモギ

キク科 ヨモギ属

高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草。全体に銀白色の絹毛を帯び、葉は扇形で、1〜2回分裂、終裂片は線形で幅1ミリ以下、とキタダケヨモギと似る。
しかし、高さ5〜15センチであることと、頭花が散房状に密集し上向きに付くことから、容易に見分けられる。

〜徒然想〜

風によく揺れます。
生憎、北岳山頂付近は強い風です。わずかに残っている花をキタダケヨモギと思って撮りましたが、ことごとくピンボケ〜悔やみます。
あとで調べると、この花はハハコヨモギと知りました。(2005年)

2006年、昨年より2週間ほど早く、再び北岳を訪れる。今度は、丁度盛期で、多くの群生に出逢いました。岩の上にしっかりと根づいていた。

−同じ科の植物−

2006.8.12 山梨県北岳
2006.8.12 山梨県北岳
2006.8.12 山梨県北岳
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