フサザクラ

フサザクラ科 フサザクラ属

湿気の多い川沿いなどに生える落葉高木で、高さは15メートルほどになり、大きく枝を広げる。
雌雄同株で、葉の展開前に赤紫色の花(雄しべ)を房状にぶら下げる。花弁はない。雌しべは雄しべの根元に付く。
葉は互生し、広卵形、不揃いの粗い鋸歯がある。花期は3〜4月。本州以南に分布する。

〜徒然想〜

花後に展開する葉の様子からサクラの名がついたようです。今日の花散歩の目的の一つはフサザクラです。一昨年高尾の林道の奥で見つけていましたが、まだ開花が十分ではありませんでした。
図鑑でこの花をみる機会があり、林道の奥のフサザクラ思い出しました。そろそろ咲いているはずと、期待の花散歩です。 花は満開でした!! 
それにしても不思議な姿をしている。とてもサクラの名がふさわしいとは思えない。でも、きれいです。写真の撮り映えがする姿です。さて、できばえは・・・・・・???です。

雌しべは雄しべの根元に付きます。クリーム色の部分ですが、目立ちません。

−同じ科の植物−
2007.3.10 東京都裏高尾
2007.3.10 東京都裏高尾 2007.3.10 東京都裏高尾
     
   2007.3.10 東京都裏高尾  
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