バイカモ

キンポウゲ科 キンポウゲ属

2008.5.11  島根県 2008.5.11  島根県

浅くてきれいな流水中に生える多年草で、茎は1〜2メートルになる。
葉腋から花茎を水上にのばし、直径1.5センチほどの白花を開く。花弁は5枚で、基部は黄色。花期は5〜8月。北海道と本州の清流に分布する。


〜徒然想〜

思い立ったか、Tさんは、”バイカモの様子を見に行きましょう”と、車を転じます。
バイカモといえば、清い流れの中に咲く白い花のイメージがあり、いつかは見たかった花で、一挙に胸が躍ります。
周りは田が広がり、脇には小川が流れています。ふと、昔育った田舎の地を思い出されました。
花は、ようやく咲き出した頃か、ポツリポツリと咲き出していました。水が少なかったためか、水中に咲くイメージとは違いましたが、清らかさは変わりません。ダム建設で移植されたもののようですが、島根の方々の想いが伝わる観察になりました。

その後、この花に出逢う機会を、たびたび得ました。各地に清流が残っている証です。うれしいことです。

−同じ科の植物−

2008.5.11  島根県
2011.7.17  長野県 2011.7.17  長野県
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