ウスユキトウヒレン |
キク科 トウヒレン属 |
高山の砂礫地や草地に生える多年草で、高さは5〜20センチ。全体にクモ毛や縮毛があり、白っぽく見える。葉は卵形〜披針形まで変化が多い。 頭花は数個まとまって付く。花期は7〜9月。北海道に分布する。 〜徒然想〜 大雪にはウスユキトウヒレンの他に、ユキバトウヒレン、ホソバエゾヒゴタイ、タカネキタアザミ、ユキバタカネキタアザミ、オオタカネキタアザミがあるとされ、いずれもウスユキトウヒレンの品種とされています。 今回の大雪花旅では、多くのウスユキトウヒレンとその仲間を見て、写真を撮りました。葉の幅が広いもの、狭いもの、縁が波打つものとそうでないもの、葉裏が白いものやその程度が少ないもの、茎が高いと思われるもの、・・・・・・。 しかし、これらを全て仕分けし、それぞれユキバトウヒレン、ホソバエゾヒゴタイ、オオタカネキタアザミ、・・・であると言い切るには難しいものがあります。 変化が連続的で、どの程度葉裏が白ければユキバトウヒレンというのか、どの程度葉が細ければホソバエゾヒゴタイというのか、判断に迷います。これらの判断基準を記した解説書等はみつかりませんでした。 −同じ科の植物− |
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2009.8.16 北海道大雪 |
甚だ心許ないものがありますが、このHPでは、見たときの記憶と 画像の程度(葉裏の白、葉幅)の自己判断で、一応仕分けをしておきます。 誤りは、是非ご指摘をお願いいたします。 オオタカネキタアザミ ↑ (背が高い) ↑ ホソバエゾヒゴタイ ←(葉幅が細い)← ウスユキトウヒレン →(葉裏が白い)→ ユキバトウヒレン ↓ (葉幅が広く、基部がハート形) ↓ タカネキタアザミ →(葉裏が白い)→ ユキバタカネキタアザミ |
2009.8.16 北海道大雪 | 2009.8.16 北海道大雪 |
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