ウメガサソウ

イチヤクソウ科 ウメガサソウ属

やや乾燥した丘陵や山地の林内に生える多年草(又は小低木)で、高さ10〜15センチ。葉は2〜3個が輪生状に付き、長楕円形〜披針形で尖った鋸歯がある。
花は通常1個、稀に2個下向きに付ける。白い花弁は丸みを帯び、この形からウメの名が付く。花の直径1センチほど、5裂し、雄しべは10個もつ。花期は6〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

花は、初期は下を向き、次第に上を向くようになり、実になると、まっすぐ上向きになります。
3度目の正直。今度こそ顔を見せてくれるだろうか。過去2度は、うつむいた顔を持ち上げてみると、どの花ものっぺらぼう。あまりにものっぺりした白さに、むしろ不気味な想いがした。
居ました。やはり、恥ずかしそうに、花は下を向いている。恐る恐る顔を持ち上げてみると、・・・・・ようやく顔を見せてくれました。開いた花びらの奥に葯が除いています。それでも、写真を撮ろうとすると、嫌がるように下を向いてしまいます。

-同じ科の植物-
2006.7.31 長野県八ヶ岳
 2006.7.31 長野県八ヶ岳    2006.7.22 長野県八ヶ岳
2018.7.15 北海道     2018.7.15 北海道
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