オオバセンキュウ

セリ科 シシウド属

山地のやや湿った林縁、草地などに生える多年草で、高さは60〜180センチ。茎は無毛で直立し、上部で枝を分け、節毎に曲がる。葉柄の基部は鞘状。葉は1〜3回3出複葉、小葉は長卵形〜広披針形。縁には重鋸歯があり、先は尖る。
花は茎頂に大型の複散形花序となり、白色で小さな花を多数付ける。小総苞片は糸状で数個ある。果実は広楕円形で毛がある。花期は7〜9月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

撮影時間や前後に撮影した花を調べながら、この花を撮影したときの情景を想い起こします。
確か・・・、北岳の登山口付近まで下山した時に、姿のいいセリ科が立ち上がっていたので、撮影意欲が湧いたものだと思います。バスの時間が気になり1枚しか撮らなかったようです。この花の名を知っていればもう少し観察していたはず。初見だったのに、悔やまれます。
まあ、次の機会もあります。

八ヶ岳やその他でも出逢っていました。
画像を追加しました。

−同じ科の植物−

2006.8.12  山梨県北岳
2006.7.22 長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいて下さい)
2010.7.4 岩手県 2006.7.22 長野県八ヶ岳
     
 2011.8.16 長野県   2010.7.4 岩手県 
     
 2011.8.16 長野県上記の葉拡大    2011.8.16 長野県上記の花拡大