オキナワテンナンショウ(葉) |
サトイモ科 テンナンショウ属 |
山地林下の石灰岩地などに生える多年草で、高さは15〜50センチ。葉は2〜3個付け、鳥足状に分裂する。小葉は11〜19枚で、狭楕円形〜楕円形。 雄株の花柄は10〜15センチで長く、雌株の花柄は3〜5センチで短い。仏炎苞は葉に遅れて開き、筒部は外側が紫緑色で白い縦筋があり、内側は通常白色。舷部は外側が紫緑色で、内面は紫褐色。付属体は棒状〜細棒状、上部が紫褐色でやや肥大する。花期は1〜3月。沖縄県に分布する。 〜徒然想〜 関東からの遠征組2人は、昼食の時間も惜しんで、先にスタートします。確かこの辺だったとの合図で、Kさんはどんどん林に入り込みます。 臆病な私は、恐る恐る身を引きながら、林の縁を探します。 そうです、ハブです。 森は薄暗く湿気があります。いかにもハブが潜んでいそうで、身がすくみます。 それでも、”ありました!”の声に、勇気を奮います。 残念ながら花は付けていませんでした。 当分は、尊敬する”野の花賛花”をみて、花を付けた姿を想像することになりそうです。 −同じ科の植物− |
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2008.4.13 沖縄県本島 |
2008.4.13 沖縄県本島 | 2008.4.13 沖縄県本島 |