マツダヒメラン(オキナワヒメラン)

            ラン科 ヤチラン属
カンダヒメラン

            ラン科 ヤチラン属
 
2007.9.8 沖縄本島   2014.9.26 沖縄本島

沖縄本島や台湾の明るい林下や草地に生える多年草で、高さ10〜15センチ。葉は互生し5〜6枚、楕円形で長さ6〜14センチ。
花は総状花序になり、やや疎らに17〜40花つける。花冠は帯緑紫色〜濁紫色、花弁は線形、唇弁は三角状心形で、先は2裂する。花期は7〜10月。<マツダヒメラン解説>


〜徒然想〜

車が頻繁に通る道路脇の林の中に、たった1輪咲いていました。
背丈は10センチほど。草を刈ればもっと増えるのに、このままではいずれ消えてしまうだろうと、沖縄のKさんは嘆きます。紅褐色の花が潤んでいるように見えたのはなぜだろうか。
(一方で、日が当たりすぎると萎えてしまうので、草に守られているという説もあります。) 

マツダヒメラン(オキナワヒメラン)はカンダヒメランと同じとしていましたが、別種との説もあります。
その違いを確認したくて2014年に再訪し、カンダヒメランであるとされている1株をようやくみつけましたが、花はほぼ終わり1,2花が残っているだけでした。比較することもできず、両者の違いは、未だ分からないままです。

−同じ科の植物−

 2007.9.8 沖縄本島    2014.9.26 沖縄本島
 
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