オケラ |
キク科 オケラ属 |
やや乾いた草原に生える多年草で、高さ1メートルほどになるが、見たものは50センチ以下のものが多かった。雌雄異株。茎は細いが丈夫で、上の方で枝分かれする。 葉は互生で卵形や3〜5深裂するものがある。縁には刺状の鋸歯がある。 頭花は径2〜2.5センチで、花は白色又は淡紅色。花期は9〜10月。 地下茎を乾燥したものは生薬でビャクジュツという。芳香があり、健胃、整腸、鎮痛、利尿目的で、様々な薬方に配剤される。 〜徒然想〜 秋の山で何度か出逢っているが、あまりいい写真が撮れていないのでアップできなかった。 愛知の山は丁度この花の咲き始めで、蕾が多く見られた。咲き始めは赤く色付き、なかなか綺麗です。雨に煙る中、急いで撮りました。 ところで、昆虫のオケラって知ってますでしょうか。コオロギよりやや大きく地中に暮らしています。茶褐色で、体の表面には細かい毛が生えているのでビロード状です。前足が大きかった記憶があります。もう4,50年前に見たきりで、東京では見ていませんね。 植物のオケラとは関連がないようです。 −同じ科の植物− |
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2007.9.30 愛知県(画像にポインターをおいて下さい) |
2007.9.30 愛知県 | 2007.9.30 愛知県(画像にポインターをおいて下さい) |
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