イズハハコ |
キク科 イズハハコ属 |
2007.1.13 群馬県富岡市(画像にポインターをおいて下さい) | 2007.1.13 群馬県富岡市(画像にポインターをおいて下さい) |
Mさんは元日にこの花を見ることを恒例にしているとか、元日から花を見られるのは何とも羨ましい。少しご相伴して、元日から少し遅れて見せていただいた。 日当たりが好むのが納得できるような南面の崖に、さりげなく、さりげなく咲いていた。目立たない花なので、通りすがってもこれが絶滅危惧種と気づく人は少ないだろう。 分布は群馬県が北限のようで、神奈川県、静岡県まで南下しなければ生育が確認されていない。近畿以西が主な生育地になる。 日当たりのよい崖に生える1年草又は越年草で、高さは25〜55センチ。全体に灰白色の軟毛が多い。葉は下部にロゼット状に集まり、長楕円形で先は丸い。茎の中部の葉は倒披針状楕円形で基部は茎を抱く。 頭花は茎の先に密につく。花期は4〜6月といわれているが、撮影地では10〜1月でも見られる(上州花狂いの植物散歩)。 別名ワタナは花後の冠毛が綿のように見えることによる。 絶滅危惧U類。 −同じ科の植物− |
2007.1.13 群馬県富岡市(画像にポインターをおいて下さい) |
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