イワダレソウ |
クマツヅラ科 イワダレソウ属 |
砂浜の縁にびっしりとこの花が屹立していた。まるで、太古の遺跡の塔が並んでいるような、小さな不思議な世界を連想した。 花期の長い花だが、さすがに10月後半ともなると葉や花穂が灼けて濃紫色を帯びている。 塔のてっぺんには、申し訳程度に小さな赤い花が輪になっていた。 海岸の砂地や岩地に這うように生える多年草。葉は対生し、倒卵形で厚く光沢がある。葉の脇から花柄をのばし、1〜2センチの円柱状の穂状花序をつける。 花序の頂きに紅紫色の小さな花を多数つける。花期は7〜10月。 岩地に生えると垂れ下がるようになるから、岩垂草の名がついたようです。 −同じ科の植物− |
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2006.10.21 神奈川県三浦半島(画像にポインターをおいて下さい) |
2006.10.21 神奈川県三浦半島 |
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