イトハコベ |
ナデシコ科 ハコベ属 |
低地の湿地に生える多年草で、茎は細く、直立して10〜50センチになる。葉は柄がなく線形、先は尖る。 葉腋から花柄をのばし、1個の小花を付ける。花は白色で、直径8〜10ミリほど、5弁だが2深裂し10弁にみえる。花期は5〜7月。 〜徒然想〜 名のとおり、茎も葉も細く、実に繊細な姿です。葦や他の植物の合間に埋もれるように、ひっそりと咲いていました。 湿地帯の一角にのみみられたが、数もさほど多くはなく、ほんの少しの環境変化で、すぐにでも消え入りそうです。 絶滅危惧IAと聞くと、一層はかなくなり、愛しくなりました。 −同じ科の植物− |
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2007.5.13 群馬県館林市(画像にポインターをおいて下さい) |
2007.5.13 群馬県館林市 |
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