イソギク/ハナイソギク |
キク科 キク属 |
千葉県の犬吠埼から静岡県の御前崎や伊豆諸島の岩場や砂浜脇などに生える多年草で、高さが20〜40センチ。細い地下茎をのばして広がる。葉は厚く、倒披針形〜倒卵形、上部は浅く切れ込む。縁が白く特徴的で、裏面につながり銀白色。頭花は多数が密集してつき黄色の筒状花だけからなり、舌状花はなく、直径5〜8ミリほど。花期は10〜11月。 〜徒然想〜 釣りの趣味で勝手知った三浦半島の磯を巡り歩きました。以前は海ばかりみていたので、背中の岩場や砂浜にこれほどの花が咲いているとは全く気が付いていません。ひと歩きするごとに初めての花に出逢い、感無量の花散歩の1日となりました。 イソギクは巡り歩いた全ての磯で見ることができました。ほとんどはまだ蕾だったが、ある砂浜では大きな株が今が盛りと黄金色の花を咲かせていました。 伊豆では舌状花をもつ雑種を探し回り、期待もしない東伊豆の海水浴場でみつけたときは感激でした。イソギクと栽培ギクとの雑種で、舌状花が白いものをハナイソギクと名付けています。 葉は切れ込みがないものや鋭い切れ込みがあるものなど様々なイソギクに出逢いました。 -同じ科の植物- |
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2015.10.29 神奈川県三浦半島 |
2006.10.21 神奈川県三浦半島 |
舌状花を持ったイソギク 2006.11.1 伊豆半島(画像にポインターをおいて下さい) |
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