エゾウサギギク |
キク科 ウサギギク属 |
高山の礫地や草地に生える多年草で、高さ15〜40センチ。全体に縮毛が密生する。 筒状花の周りに舌状花が囲み、花冠の筒部は無毛。 〜徒然想〜 黒岳のリフトに乗ると、足下に様々な色の花が過ぎていきました。エゾウサギギクやヨツバシオガマが多いようですが、確認できない青や紫、白や黄色の花が過ぎていくと、あれは何だったのか、飛び降りるわけにはいかず、残念な思いが続きました。 リフトを降りてそれらを探しましたが、見つかりませんでした。エゾウサギギクも、リフトより上では見つかりませんでした。 本州で見られるウサギギクは、北海道には少なく、花冠筒部が有毛である違いがありますが、外見では分かりません。ウサギギクの方が亜種の扱いになっています。 お盆の頃では、大雪の高地でもよく見られました。黄色い花は少なくなり、エゾウサギギクの黄色は各所でアクセント的に色を添えていました。 −同じ科の植物− |
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2007.7.11 北海道黒岳 |
2007.7.11 北海道黒岳 | 2009.8.16 北海道大雪 |
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