エゾオヤマリンドウ |
リンドウ科 リンドウ属 |
エゾリンドウの高山型。北海道の低山〜亜高山帯、ときに高山帯の湿った草地に生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は披針形〜長楕円形で、先が尖る。 花は茎頂だけに付き、青紫色。オヤマリンドウの花冠は平開しないが、こちらは平開する。花期は8〜9月。 〜徒然想〜 数多くのカラフトイチヤクソウが咲く花畑の道を挟んだ反対側に生えていました。中央高地では意外に少なく、気付いたのはこの花畑だけでした。 草に隠れて、こちらはぽつねんと一塊りだけがみえます。 オヤマリンドウは本州の亜高山〜高山帯でみられ、くすんだ紫色の花をもっています。しかし、大雪のエゾオヤマリンドウは明るい青紫色で、ときに淡い色となってより優しげです。 黒岳石室の花畑では、この花が手軽にみられます。 −同じ科の植物− |
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2009.8.17 北海道大雪 |
2009.8.16 北海道大雪 |
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