エゾイヌナズナ

アブラナ科 イヌナズナ属

海岸の岩場に生える多年草で、高さ20センチほどになる。全体に毛が多く、根生葉は倒卵形、ほとんど鋸歯がない。
花序は8〜18花を付け、白色。花弁の先は浅くへこむ。花期は5〜7月。北海道と本州北部に分布する。

〜徒然想〜

海岸に飛び出た岩壁に、白い花が沢山付いていました。若いM氏はすぐに登り始めます。足下はガレ場、相当な急斜面もあります。
私は怖じけて、足下の花を探します。
気が付けば、M氏は10メートルほどの高みに登り、足場を固めて、三脚を広げています。稀少種の撮影に取り組むハンターにも似た姿で、思わず、下から見上げてシャッターを押します。
このページに載せたいところですが、本人に写真を送るに留めておきます。

礼文島では各所で多くのこの花が見られました。礫地や崖で見られる白い花は、ほとんどこの花と言っていいほどでした。

−同じ科の植物−
2008.5.24  北海道
2008.5.24  北海道 2008.5.24  北海道(画像にポインターをおいて下さい)
   2013.6.12 北海道礼文島  
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