アリモリソウ

キツネノマゴ科 アリモリソウ属

常緑樹林下に生える多年草で、高さは30〜50センチになる。葉は葉柄があり、葉身は長楕円形で全縁、先は尖り、基部は鋭形。
総状又は円錐花序にまばらに小さな花を付ける。花冠は白色で、内側に桃紅色の部分があり、;裂片は5個。花期は10〜12月。
屋久島、種子島以南に分布する。

〜徒然想〜

ちょっと薄暗い道に、白い小さな花がぽつりぽつりと現れます。いずれも下向きに咲き、恥ずかしそうです。ローアングルで覗いて撮ろうとしますが、それでもなかなか顔を見せてくれません。
わずかにピンクが見え、何とか撮れたと思いましたが、ピンぼけです。花の気持ちがカメラを操作したのかもしれません。
それならそれでやむを得ません。恥ずかしいものは、そのままそっとしておくことにします。

−同じ科の植物−

2007.12.22 沖縄県本島
2007.12.22 沖縄県本島
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery