アオノツガザクラ |
ツツジ科 ツガザクラ属 |
高山帯の雪田跡草地、礫地などに生える常緑小低木で、高さは10〜30センチ。葉は広線形で、細鋸歯がある。 花は枝先に4〜10個下向きにつき、黄緑色で壺形、直径6〜7ミリ。萼や花柄には密に腺毛がある。花期は7〜8月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。 〜徒然想〜 三股から常念岳に登る途中、ほどよく疲れて二度目の小休止を取ったとき、ふと足元を見たらこの花が目に入りました。夢中で撮っていると、追い越す人が「前にもありましたね」、と一言。 私には目に入らなかったーー! 花探しとはこんなものでしょうか。目を凝らして歩いていても、見つからないときはあます。出逢いを大切にしたいです。 木曽駒ケ岳には、いたるところにあるという。 その後の出逢いは多い。その分感動が薄れていくのに気おくれを感じています。 日本では緑のことをしばしば「アオ」と呼ぶことがあります。葉がコメツガに似て、ツガザクラの仲間なので、アオノツガザクラの名が付きました。 -同じ科の植物- |
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2005.6.25 長野県常念岳 |
2005.6.25 長野県常念岳 | |||
2013.7.21 山形県 |