ヨーロッパ原産の園芸逸出種で、つる性の低木。茎は地を匍い、節から根を出し広がり、茎の先は立ち上がる。葉は対生し、卵形で先が尖り、全縁、革質で光沢がある。 花は葉腋に1花付き、直径4センチほど、高杯形で淡青色〜紫色、先は5深裂する。花期は3〜6月。 〜徒然想〜 園芸品種ですが、逃げ出して農地の法面や林縁に群生していることがあります。 さすがに、人家の傍らに咲いているものは撮る気になりませんが、離れた草地や里の林縁などに咲いていると、逸出したものとして撮影します。 島根のものは海岸砂浜に降りる小道脇に、岐阜のものは小高くなった畑地の法面に咲いていたものです。10年ほど前の撮影です。 園芸に用いるだけあって、なかなか青色がきれいです。ただ、アルカロイドを含みますので、注意です。 −同じ科の植物−