ツルハグマ

キク科 ツルハグマ属

山地の日当たりのいい林縁、道端などに生えるつる性多年草で、長さは2〜4。茎は木質化して分枝し、無毛。葉は互生し、長楕円形で、先は小さく尖り、縁は全縁かわずかに小さな鋸歯がある。
花は枝先に円錐状となってまばらに付き、黄色の半球形で長さ1センチほど。両性花と雌花がある。花期は2〜4月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

深い森から戻ってくると、地味な黄色い花に気付きました。ツルハグマです。キク科には違いありませんが、ハグマの仲間とはその形態が全く違います。

つる性で分枝した枝の先に花茎を延ばし、筒状の花を付けます。やや終わりかけの花が多く見られるものの、この花はこんなようにだらだらと花を咲かせ萎んでいくようです。

南方でも限られた場所に生えます。山の中でもやや日当たりのいい林道脇にに見られることが多いとのことです。

−同じ科の植物−
2019.3.7 沖縄県
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