ツクシネコノメソウ |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
山地のやや湿った場所、沢沿いなどに生える多年草で、高さは4〜10センチ。根出葉の多くは花時には枯れ、茎葉は普通1対、茎の下部から走出枝を出す。葉は円腎形〜円形で、縁には5〜7個の円い鋸歯があり、表面には長軟毛を散生する。 花は枝先に集散花序となり、萼裂片は4個、卵円形、円頭、淡緑色で直立し、長さ1ミリほど。雄しべは8個、裂開前の葯は黄色。花期は3〜4月。四国(高知)、九州に分布する。 〜徒然想〜 コガネネコノメソウとの区別が問われているようですが、あまり迷うことはないように思えました。 コガネネコノメソウは見るからに黄色です。対して、ツクシネコノメソウは横顔(蕚裂片)が黄緑色です。しかも、全体に細身のように思えました。 九州の方はどちらか迷うことがあるということなので、中間的なものがあるのかもしれません。 関東で黄金色に見慣れてしまうと、九州のものは全てツクシネコノメソウに見えてしまいました。 −同じ科の植物− |
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2019.4.5 熊本県 |
2019.4.5 熊本県 | 2019.4.5 熊本県 |
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