トキンソウ

キク科 トキンソウ属

 
2022.9.3 栃木県   2022.9.3 栃木県


田、道端、湿地などに生える1年草で、高さは5〜20センチ。茎は地を這ってよく分枝し、所々から根を出す。葉は互生しくさび形、先に3〜5個の鋸歯がある。
頭花は葉腋に付き、柄はないか短い柄があり、緑色の筒状花のみからなり、球形で直径3〜4ミリ、中央に両性花があり、周りに多数の雌性花がある。花期は7〜10月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

和名は「吐金草」と書きます。ある図鑑によると、成熟した頭花をそっと押すと黄色い果実が出てくるので、「金を吐き出す草」が名の由来としています。

道端、畑などでごく普通に見られるようですが、私が見たのは、雨が降ると池になってしまうような泥地でした。
水が引くと、いろいろな植物が現れるので、好んで散策する場所です。キクモの群生も見られます。

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