ヨーロッパ〜西アジア原産の帰化植物。路傍、荒地、畑地などに生える1年草で、高さは10〜35センチ。茎は上部でよく分枝し、無毛、陽光地では赤みを帯びる。茎葉は下部では互生し、円形〜広楕円形、上部では3輪生し、広楕円形。
花は散形枝の先に杯状花序を付ける。苞葉は卵形で、腺体の両端に2本の細長い角状の付属体がある。刮ハは直径2ミリほどで、種子表面に窪みがある。花期はほぼ一年中。関東以西〜九州に分布する。
〜徒然想〜
長崎の市街地でみつけて名前を教えられましたが、東京に帰る頃にはすっかり忘れてしまいました。
トウダイグサ科と帰化植物で検索し、ようやく名を思い出しました。“チャボタイゲキ“ 確かにその名でした。
長崎で最初に報告され、その後関東地方まで分布域を広げているようです。花仲間のHPでは、撮影が神奈川県三浦半島で11月になっています。花期はほぼ一年中ということが理解できます。
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