チシマウスバスミレ |
スミレ科 ウスバスミレ類 |
高層湿原などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。葉は少なく1〜2枚で、円心形、淡緑色でやや光沢があり、表面に白色の短毛がある。鋸歯はあらい波状で、重なり合うことはない。 花は普通1株に1花付け、直径1センチほど、白色で唇弁に紫条がある。花柱の先が横に膨らむ。花期は5〜6月。本州中部地方以北〜北海道に分布する。 〜徒然想〜 9年前に鳥海山のふもとで本種とらしきものを見たのですが、同定に確信が持てなかったスミレです。 以後は不運が続き、花との出逢いはありませんでした。 開花情報を知り、遠方ながら出かけてきました。 やはり、鳥海山で見たスミレは本種でした。明るい緑の葉と紫条が美しい花、そして何よりも雰囲気が9年前と同じです。しっとりした地に生える小さなスミレ、ソフトな優しい感じのスミレです。 花のみならず、葉の形状、微毛の様子など、今度はしっかりと観察しながら撮影しました。 気付いたことがあります。この花は群生して咲く姿を撮ることが難しいです。花数が少なく、まばらに生えるからです。 −同じ科の植物− |
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2019.6.6 福島県 |
2019.6.6 福島県 | 2019.6.6 福島県 | |
2019.6.6 福島県 | 2019.6.6 福島県 |
2010.7.4 鳥海山 |
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