湿地などに生える1年草で、高さは15〜50センチ。中部の葉は、基部が矢じり状に尖って茎を抱く。
花は茎や枝先にやや散状に数個付き、黄色で直径8ミリほど。花期は4〜5月。本州〜九州に分布する。
〜徒然想〜
この花との最初の出逢いは2013年で、渡良瀬遊水地に通い始めた頃です。矢じり形の葉が特徴で、その時はすでに花は終わっていました。
以来、機会あるごとに渡良瀬遊水地で探しましたが、縁なく花との出逢いはありませんでした。
9年後の2022年はスゲの仲間を探しに渡良瀬遊水地を訪れました。池周りの草地を歩いていて、
“ん、これは!” ・・・ノニガナでした。
あれほど探していたノニガナが、偶然みつかりました。こんなこともあるもんです。
この地に精通する方に聞くと、比較的よく見られるということです。今までみつけられなかったのは、目が悪いのか、縁がなかったのか・・・。
−同じ科の植物−
|