ノダイオウ

タデ科 ギシギシ属

 
2007.5.27 栃木県   2007.5.27 栃木県


畑、湿地などに生える多年草で、高さは1メートルほどになる。茎は直立し、分枝する。葉は長卵状楕円形で、縁は波打ち、根出葉は下部の葉は柄があり、基部は円形。上部の葉は披針形〜長楕円形で小さい。
花は茎の上部に総状花序になり、小さな花を多数付ける。花後、内花被片は翼状になり、広倒心形で、縁は低鋸歯か全縁で基部はくびれ、中脈はこぶ状に膨れない。花期6〜8月。中部地方以北に分布する。

〜徒然想〜

果実を撮影するまで収載を控えていましたが、機会がないままになっている植物です。
数年後、覚えのある道はフェンスで閉ざされ、入ることはできなくなっていました。確か、そこから草深い道を、車の腹をこすりながら走った記憶があります。
立ち入り禁止とは書いていないので、いつか歩いてと思いながら、10年以上経っています。
本種は、果実の中脈がこぶ状に膨れないのが特徴ですので、それを撮影して本種のアップは完了です。

−同じ科の植物−

 2007.5.27 栃木県    2007.5.27 栃木県