ナズナ

アブラナ科 ナズナ属

野の道端、畑などに生える2年草で、高さは10〜50センチ。根出葉はロゼット状で羽状に深裂する。茎葉は矢じり形で基部は茎を抱く。
花は総状花序にまばらに花をつける。花弁は白色で、長さ2ミリほど。果実は倒三角形で長さ5〜8ミリ。花期は3〜6月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

別名にペンペングサの名があります。果実になった小枝を少しはがしてぶらぶらさせ、手で振ると果実同士がぶつかってパチパチと音がするのを楽しんだ頃を知る人は少なくなっていることでしょう。
そんなものでも楽しんだものですが、お年が知れますね。

今はその花を別の角度で見ています。アブラナ科、4弁の白い花、下の葉はロゼッタ状、上の葉は茎を抱く・・・、群生する姿はなかなか趣きがあります。

−同じ科の植物−
2017.3.20 東京都狛江市
 2017.3.20 東京都狛江市   2006.3.21 東京都狛江市  
   2017.3.20 東京都狛江市  
   
   2017.3.20 東京都狛江市