モイワナズナ |
アブラナ科 イヌナズナ属 |
山地の岩場、岩礫地などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。茎は叢生する。茎と葉には単毛と星状毛がある。根出葉はロゼット状で倒披針形、茎葉は2〜4個付く。 花は茎頂に密につき、花弁は4枚あり、白色で長さ6〜8ミリ。果実は広披針形で、長さ8〜10ミリ。星状毛があり、残存花柱が残る。花期は4〜6月。北海道、長野県に分布する。 〜徒然想〜 2年前に同所で探したときはみつけられなかった花です。思いのほか花期が早いようで、終わっていたのでしょう。 今回の5月10日もやや花期には遅かったようで、すでに種になっているものが見られました。それでも花は残っていてくれました。感謝です。 産地はもろい岩壁で、足場を固めて精一杯手を伸ばして撮影しました。 北海道の藻岩山に由来する名を持つ花で、北海道と長野県に隔離分布しています。 長野県の産地も、撮影には危険が伴うような急峻な崖に付いているようです。 −同じ科の植物− |
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2018.5.10 北海道 |
2018.5.10 北海道 | 2018.5.10 北海道 |