マテバシイ

マメ科 マテバシイ

 
2015.5.9 東京都   2015.5.9 東京都


温暖な沿海地などに生える常緑高木で、高さは15メートルほどになる。葉は互生し、らせん状に付き、倒卵状楕円形で厚い革質、全縁、先端は短く尖り、基部はくさび形。
雌雄同株で、雄花序は新枝の葉腋から数個が斜上し、長さ5~9センチ。雄花は苞の脇に13個ずつ付く。果実は堅果で、長楕円形、長さ2センチほど。花期は5~6月。本州〜沖縄県に分布する。

~徒然想~

宿での朝食を終え、出発時間まで近くを散歩します。
眼下には木々の間から海が見え、見上げれば青空です。今日もいい花観察日和です。よく目立つ木が目に入りました。放射状に花を立ち上げています。なかなか壮観です。
クリの仲間だろうと予測が付き、後日図鑑でマテバシィと確認しました。
ブラシのような雄花序と棒のような雌花序が並びます。クリの仲間(ブナ科)ですから、ドングリを作ります。あれだけの群生ですから、この地の生き物たちは食事に事欠かないでしょう。

-同じ科の植物-

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