藪、林縁などに生えるつる性の多年草。茎は分枝が少なく、巻きひげは2〜5分枝する。葉は円心形で、3〜5裂するものから、歯牙縁のものまである。表面は濃緑色で光沢があり、短毛が散生する。
花は雌雄異株で、雄花序は長さ10〜20センチ。苞は倒卵形〜広卵形、大きい歯牙がある。花冠は白色で裂片は倒卵形で先が細かく裂ける。花は夜開く。果実(液果)は球形〜卵円形で、長さ7〜10センチ、初め緑色で、熟すと黄色になる。花期は7〜9月。北海道〜九州奄美大島に分布する。
〜徒然想〜
こんな所にカラスウリが咲いている! もうこんな時間なのに!(午後3時過ぎでした)。気づいたのは、自転車で通りかかった川沿いの遊歩道です。後日、カメラを持って撮影に向かいます。
考えてみると、カラスウリは夜花開いて、朝には閉じるはずです。となると、キカラスウリかな?キカラスウリは昼間でも花を咲かせていることが多いようです。
さらに後日、実を撮影に再訪しましたが、あんなに花が多く付けていたのに、実はみつかりません。すべてが雄株だったのでしょうか。雌株は、実を付けた後枯れてしまうようです。
実は、別の場所でウォーキング中にみつけました。
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