カスミザクラ

バラ科 サクラ属

 
2018.5.15 北海道   2018.5.15 北海道

主に北海道〜本州に分布する落葉高木で、高さは20メートルほどになる。葉は互生し、倒卵形〜倒卵状楕円形、先端は尾状、縁には単鋸歯と重鋸歯が混じり鋸歯の先端は鋭く尖る。蜜腺は葉の上部に付く。
花は散形状又は散房状に2〜3個付き、白色からやや帯紅色。花序の柄と花柄にはふつう開出毛がある。蕚筒は長さ6ミリほどで鐘状筒形、無毛又はまばらに毛がある。萼片は全縁。苞は緑色で縁には鋸歯がある。花期は4〜5月。


〜徒然想〜

サクラは何処の地で見ても美しいのですが、同定には苦労します。
5月の北海道で見たサクラは、わずかにピンク色を帯び、ソメイヨシノより小さく、マメザクラより大きい感じです。同定のポイントになる蕚筒やその周辺を丁寧に撮影したものの、それでも本種であると100%確信できるほどではありませんでした。撮影し損なっているポイントがいくつかあるのです。
サクラの撮影と知識の研鑽はこれからも続きます。

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   2018.5.15 北海道  
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