ヨーロッパ原産の帰化植物。日本全土の路傍、荒地河川敷などにごく普通に生える1〜越年草で、高さは60~80センチ。茎は叢生し、中空。
花序はまばらな円錐形で、小穂は長楕円形、長さ20~25ミリ、2~3個の小花からなる。苞穎は大きく、護穎は黄褐色、粗い長毛があリ、背面に暗褐色の屈曲した芒をつける。果実は長楕円形、腹面は扁平、淡黄褐色の毛が生える。花期は5~7月。
~徒然想~
道端などにごくごく普通に生える帰化植物です。従って、撮影することはほとんど無く、そのうちというふうに見送ってしまいます。撮影したとしても気まぐれ程度です。申し訳ないと思います。
新型コロナ禍で出かけることもできず、こんな植物でも撮影してみることにしました。すると、縁あって花を撮影することができました。これがなかなかきれいです。「こんな植物でも」と言ってしまったことは謝らなくてはいけません。
調べると、この仲間にもいろいろあるようです。、ミナトカラスムギ、マカラスムギの名が出てきました。さらに検討しなければいけないかな、と思うのですが、後まわしになるでしょう。
とりあえず、コカラスムギを探してみることにしました、カラスムギは護穎の中ほどとつけ根に毛があるのに対し、コカラスムギは護穎のつけ根だけに毛があります。画像参照。
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