ギシギシ |
タデ科 ギシギシ属 |
2013.6.19 東京都調布市 |
原野、道端、河川敷などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。茎は直立し、緑色で、上部は分枝する。葉は長楕円状披針形で、長い柄があり、基部はやや心形から円形で、縁は波打つ。 花は茎の先に輪生状について円錐花序となり、花被は淡緑色。花後内花被片は翼状になり、縁には低い鋸歯がある。中央部は長卵形のこぶ状突起となりそう果を包む。花期は6〜8月。日本全土に分布する。 〜徒然想〜 ギシギシの仲間は種類が多く、更によく交雑するので、見分けが難しいです。中間的なものも多く、投げ出したくなります。 今回は分かる範囲でこの仲間に挑戦し、仕分けてみました。 ギシギシは在来種で、花後、翼状に膨らむ内花被片が丸くやや先が尖り、縁に低い鋸歯があるのが特徴です。 よく似たナガバノギシギシは内花被片の先は丸く、鋸歯がなく全縁です。葉の基部の違いもあります。 ある図鑑によると、花や実がぎゅうぎゅうに密集して付くのが特徴とあります。これに気付くと、ギシギシを見つけ出すのは容易かもしれません。 −同じ科の植物− |
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