熱帯アメリカ原産の帰化植物。池、水田、溝などに生える多年草で、高さは１２〜１５センチ。根出葉は束生し、葉柄の中央が多胞質になって膨らみ、浮袋の役目を果たしている。
総状花序になって、直径３センチほどの淡紫色の花を多数付ける。花は１日ですべて開花し、翌日には基部から曲がって水中に沈む。花期は８〜１０月。

〜徒然想〜

公園脇の小池にこの花が浮かんでいるのをよく見かけています。帰化種であることが分かっていましたので、撮影はスキップしていました。
また、ある地ではこの水草が大繁殖し、大きな池でさえも水面が覆い尽くされて大迷惑しているのを聞くと、益々ちょっと毛嫌いしてしまいます。

ただ、この花はきれいです。偶然この花が満開に広がっている場に出逢うと、今までの想いは吹き飛んで、夢中で撮影してしまいました。
在来種のミズアオイに似ていますが、花色はやや淡いようです。

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