ヒメコバンソウ

イネ科 コバンソウ属

 
2007.6.2 新潟県   2007.6.2 新潟県


ヨーロッパ原産の帰化植物。路傍、原野などに生える1年草で、高さは2040センチ。茎は細く直立し、叢生する。葉は線状披針形。
花序は円錐状で、細い枝がまばらに開き下垂した小穂を付ける。小穂は56小花からなり、小花は三角状卵形、長さ幅ともに4ミリほど。果実は円形、淡褐色。花期は5〜6月。本州〜沖縄県に分布する。

~徒然想~

花撮影のシーズンオフは、撮り溜めたイネ科やカヤツリグサ科の植物を順次掲載しています。
ヒメコバンソウは田の畦や荒れ地でごく普通に見られます。帰化植物であることを意識し、あまりリキを入れて撮影していないようです。不満足な画像が残っていました。
細かい種のような小花が沢山ぶら下がり、振ればパチパチと音が出そうです。そういえば、別名にスズガヤの名があります。


-同じ科の植物-

     
   2007.4.28 伊豆半島  
 2007.4.28 伊豆半島    2015.5.9 東京都