ハナニラ

ユリ科 ハナニラ属 又はヒガンバナ科

アルゼンチン原産逸出帰化植物。野の空地、路傍、庭などに生える多年草で、高さは10〜25センチ。鱗茎があり、葉は線形で多肉質。
花は直径3センチほどで、白色〜淡紫色。花弁は6枚で、中央には紫色の筋が目立つ。花期は3〜5月。

〜徒然想〜

庭によく植えられ、路傍でもよく見かける花です。3センチほどの大きな花は、今や春を感じさせる花の一つとなっています。
帰化で、園芸種であることは知られているのですが、これが民家とはかけ離れた河川敷の草陰でひっそりと咲いている姿を見ると、とても園芸種の逸出であるとは思えなくなってしまいます。
そうです、この画像のハナニラは、多摩川河川敷の藪の奥にひっそりと咲いていたのです。自生種とも思える姿でした。

−同じ科の植物−
2017.3.18 東京都府中市
 2017.3.18 東京都府中市   2017.3.18 東京都府中市  
   2017.3.20 東京都狛江市