ハマジンチョウ

ハマジンチョウ科 ハマジンチョウ属

 
2019.4.6 長崎県   2019.4.6 長崎県


海岸の岩地、砂地などに生える常緑低木で、高さは1〜2メートル。葉は互生し、長楕円形、ふつう全縁で厚く、無毛。葉腋に淡紅紫色の花を付ける。
花冠は漏斗形で5裂し、裂片は反り返る。花の内側に濃紅紫色の斑紋がある。長さは2.5〜3センチ。核果は長さ1センチほどの卵状球形で、赤色から淡褐色に熟す。花期は12〜4月。三重、長崎、熊本、鹿児島、沖縄県に分布する。別名モクベンケイ。

〜徒然想〜

海岸の波打ち際に自生する植物です。海岸の植物らしく厚く、光沢のある葉を持っています。花は南国の花らしく、ちょっと派手です。
撮影地の地での盛期は2月のようで、やや萎れている花が多かったです。でも、そのおかげで種子も見られ、この硬い種子が波に運ばれていくのかなと、想像もしたりしています。

ちょっと反省です。青い海が周りに広がっています。海を背景にした写真を残して起きたかったです。

環境省レッドリストでは絶滅危惧U類(VU)の植物で、主に南方の地で自生しているほか、保護を兼ねて植栽されています。


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