湿地、休耕田、水田の畦などに生える多年草で、観察した株の高さは25センチほど。ニガナの品種で、多数の茎を立ち上げず、多くは1〜2本の茎を斜上して立ち上げ、匐枝を出して節から根生葉をまばらに出すのが特徴。基部および匐枝から出る葉は柄があり、倒披針形。茎につく葉は1〜2個、狭披針形で、無柄。
頭花はおおむねニガナと同様で、舌状花の数はばらつきが多く5〜6個。花期は4〜7月。本州、四国、九州 に分布する。
〜徒然想〜
観察地では40人ほどの観察者が2つのグループに分かれて、ボランティアの係員の説明を受けていました。終わるまで、周辺の田の畔などを探索することにしました。
ニガナがぽつぽつと見られます。花数が少なく、ニガナが咲く風情ではありません。
気になってのちに係員に尋ねると、ハイニガナだということで、改めて撮影します。
茎は基部から這い途中から立ち上がる特徴を撮影したつもりでしたが、あまりいい写真は撮れませんでした。葉は気付きがなく、注意して撮影できていません。
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