ウラジロチチコグサ

キク科 チチコグサモドキ属

 
2023.4.30 東京都調布市   2023.4.30 東京都調布市


南米原産の帰化植物。道端、荒地、公園脇などに生える2年草で、高さは20〜70センチ。根出葉はロゼット状に多数付き、倒披針形〜広線形で、表面は薄く綿毛があるか無毛、裏面は綿毛が密生して白い。茎葉は狭長倒披針形で、表面は光沢のある濃い緑色で、裏面は綿毛が密生して白い。
頭花は葉腋に固まって穂状に付き、直径4ミリほど。総苞片は、初め黄緑色で紅紫色を帯び、後に褐色になる。花期は4〜9月。

〜徒然想〜

そろそろチチコグサの仲間を検討しようと、近所を歩いてみます。帰化種ということもあって、後回しにしていた仲間です。
普段から通る道で、この仲間はいくらでも見ることができます。探すまでもなくみつけてみると、いろいろ混生していることが分かりました。
ウラジロチチコグサは、名のとおり葉裏が白いのが特徴です。反面、茎葉の葉表は光沢がある濃い緑色で、そのコントラストだけでも見分けることができます。縁は波打ちます。
根出葉は茎葉ほど濃い緑ではありませんが、葉裏は真っ白です。

−同じ科の植物−

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