オオアワガエリ

イネ科 アワガエリ属

 
2007.7.12 北海道   2007.7.12 北海道


ユーラシア原産の帰化植物。草原などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。葉は線形、扁平でざらつく。葉舌は膜質。
花序は円柱形で直立し、長さ3〜20センチ、淡緑色の小穂を密に多数付ける。小穂は倒卵形で左右に扁平、1小花からなる。苞穎は左右対称で、短い芒がある。花期は5〜8月。

〜徒然想〜

明治時代に北海道に牧草として持ち込まれたとされ、各地に逸出帰化しています。
初めての大雪山花旅を終えたあとは、原生花園などを探索しました。気付いた花は全て撮ろうと意欲的でしたが、目立たない花はつい丁寧さが欠けてしまいます。
何処で撮ったかも記憶が曖昧で、かすかに思い出すのは原生花園の遊歩道脇に、当然のように生えていたような気がします。帰化植物とは、思いもしませんでした。

−同じ科の植物−

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