オニシバ |
イネ科 シバ属 |
2023.8.19 神奈川県湘南海岸 | 2023.8.19 神奈川県湘南海岸 |
海岸の砂地に生える多年草で、根茎が砂の中を匍い、節々から高さ5〜20センチの花茎を直立する。葉は開出して付き、硬く、乾くと内側に巻いて刺状になる。葉鞘口部に長毛がある。花序は長さ3〜4センチの円柱状で、小穂は長さ6〜8ミリの長楕円形で1個の小花からなる。花期は6〜8月。日本全土に分布する。〜徒然想〜海岸砂地でふつうにみられる植物の一つです。葉先は鋭く、いかにもオニシバです。普段は撮影をスキップしていましたが、目的の花が見つからず、せっかくの機会ですから今回は撮影することにしました。幸い、花穂も残っています。両性花で、雌性期であれば、糸のような雌しべが出る様子も見られたでしょう。今は雄性期のようで、白いものは雄しべと思われます。 |
2023.8.19 神奈川県湘南海岸 | 2023.8.19 神奈川県湘南海岸 |